退職を決めたけど後悔してない｜心が軽くなった僕のリアルな体験と気づき

「退職して後悔しないだろうか…？」

僕が退職を決める直前に何度も自問自答していました。

安定した職場、慣れた人間関係、毎月の給与…。だけど、その中で何かを失っていく感覚を無視できませんでした。

僕は来月、正式に会社を辞めます。この記事では、その決断に至った心の流れと、退職を決意したからこそ得られたポジティブな気づきについて、率直に綴っていきます。

同じように退職して後悔するのではないかと思っているあなたへ。この記事が少しでも気持ちを軽くする一歩になればうれしいです。

退職を決意して良かったこと5選

退職を決意することは、簡単なことではありませんでした。

数週間、いや数ヶ月迷いました。でも、自分の気持ちに嘘をつき続ける方が、もっと苦しかった。

最終的に「辞める」と決めたとき、心がスッと軽くなったのを覚えています。

退社を申し出た際、別のポジションや待遇を薦められて一瞬躊躇しましたが、最終的には新しい世界に飛び出すことを選びました。

あの瞬間、「逃げた」のではなく「選んだ」と胸を張れる自分がいました。今は、別の不安の中にいるけれど、自分で自分を少しだけ認められるようになった気がしました。

退職を伝えたとき、意外なほど多くの人が「応援してる」「寂しくなるけど、がんばって」と声をかけてくれました。その言葉が、どれだけ心に沁みたか…。

普段は当たり前に接していた同僚や上司、家族や友人のありがたさを、改めて感じるきっかけになりました。

退職という節目があったからこそ、人との縁を見直すことができ、「一人じゃない」と思えたのは大きな救いでした。

退職を意識してからというもの、「この先、どうやって生活していこう」と現実的なことを真剣に考えるようになりました。

収入、家計、将来の働き方、健康、時間の使い方…。

これまで仕事に追われて見て見ぬふりをしていた“自分の人生”と正面から向き合うようになった気がします。

働いているときは、会社の価値観やルールの中で動いていることが多く、いつの間にか「自分の本音」が後回しになっていました。

退職を決めたことで、「自分はどう生きたいのか？」「何にストレスを感じていたのか？」という問いに向き合うようになりました。

仕事を離れることで、初めて気づける自分の価値観ってあるんだと思います。

退職を決める前は、「このままでいいのか」という漠然とした不安に縛られていました。でも、退職を決意したことで、「何かを変えられる」という自信が少しだけ持てた気がします。

もちろん、これから困難もあるでしょう。でも今は、「自分の選択で人生を進めていける」という実感が、以前よりも強くなっています。

インターネットで退職について検索すると、不安になる情報もたくさん出てきます。

けれど、それはあくまで一部の声です。実際に退職して前向きな人生を歩み始めている人もたくさんいます。

僕自身、まだ退職していない段階ですが、決意した今の時点で言えることは「後悔していない」ということ。

むしろ、退職を決めてからの方が、自分の人生を生きている感覚があります。

退職後に不安があるのは当然です。僕もそうです。

でも、それを見ないふりをせず、「不安と向き合う時間」こそが、自分を成長させるのではないかと感じています。

資格取得、副業の準備、生活コストの見直し…今のうちにできることを一つずつ始めています。

退職は「終わり」ではなく「始まり」だと思います。怖さもあるけれど、あのまま働き続けていたら見えなかった景色に、これから出会えると思っています。

後悔しないために必要なのは、「どう生きたいか」を自分の言葉で考えること。そしてその答えに向かって、少しずつでも動き出すこと。

今この記事を読んでいるあなたも、きっと同じように悩み、葛藤しているのだと思います。そんなあなたに、少しでもこの文章が寄り添えたら嬉しいです。

退職は、きっと、後悔ではなく「選択」になると信じて、一歩踏みだしてみましょう。